層 ~The Depth~

無意識、夢、深層心理

曲 ~Works~

DTMを初めてそろそろ半年になります。

最近はSerum*1の使い方も覚えてきて、始めたての頃よりも格段に良い曲を作れていると自負しています。というか成長してなかったら凹みますよ。

今回振り返りも兼ねて、過去に作った曲の紹介をしたいと思います。

 

 

SAW - FUTURE IS COMING

(from Billiken EP / 2017.08.08)

記念すべき1作目。

この頃はまだDTMに課金していない上に無料のプラグインにも疎く、シンセ*2を持っていませんでした。おまけに自分が選んだDAW*3はReaper*4で、初期音源が付属していなかったのです。

それでどうやって曲を作ったかというと、EDM*5系の無料サンプルをダウンロードして使ったのです。

DAWには .wav や .mp3 をはじめとする音声ファイルを編集(長さを変えたり、音程を変えたり、ファイルを切り刻んで並べ替えたり...)する機能があるのでそれを利用したわけです。

が、不用意にファイルを伸ばしたり音程を変えたりするのは良くないこと*6で、

結果こういう曲になってしまった...と。

なぜか一部の人にウケている*7のですが。

今はシンセもあるのでいつか新しく作りたいですね〜。

 

 

SAW - Psyclone

(from exp.fresh Fresh Energish Splash / 2017.08.25 / 2017年度新入生EP)

これは個人的にあまり好きではない。

相変わらずWAVファイルを弄って作った曲だし、まだ帯域*8も理解していなかったのでスカスカになってしまいました。

作り直したい曲No.1です。 

 

 

SAW - Abandoned Bay

(from exp.29 線香花火 / 2017.08.31 / 9月EP)

ハウスミュージック(BPM*9がだいたい120前後で基本的に4つ打ち*10の形態をとる音楽。定義が難しい。多くのEDMはこのハウスから派生したものである。)のサブジャンルであるBass House をイメージした曲。*11

波の音とか子どもが遊んでいる声とか、打ち上げ花火の音とかが入っています。 

 

 

SAW - DANCE IN KALEIDSPARK

(from exp.29 線香花火 / 2017.08.31 / 9月EP)

初めてシンセ*12を使った曲。と言ってもほんの一部だけですけどね。

実は不定期EP*13の方に出すつもりだったんですが、そちらのEPが流れてしまったので9月EPに2曲目として出しています。

 

 

SAW - Foggara

(from Twin ParadoX 3 -Electric- / 2017.10.29 / 2017秋M3)

 初めての有償CDに出した曲その1。

と同時に初めての仮面発表会に参加した時の曲です。

仮面発表会というのは夏と冬に開催されるTDLの催し物です。アーティスト名を伏せて流された曲を聴き、その作曲者を当てる。作曲者は自分だとバレないように曲を作るというものです。楽しい。

なぜかこの曲の作曲者当て正解率は100%でした。何故...?

この曲はRiddim Dubstepというジャンルを意識して作ったんですが、全然それっぽくならなかったので作り直したいです。

 

因みにFoggara(フォガラ)というのは北アフリカで地下水を利用するための井戸みたいなものを指す言葉で、それを意識したエジプトっぽいメロディを入れています。

 

 

SAW - Marcurialythm

(from Twin ParadoX 3 -Electric- / 2017.10.29 / 2017秋M3)

初めての有償CDに出した曲その2。

marcuriarism(水銀中毒)。

初めて自分で作った音色を使った曲でもあります。

Future Houseというハウスのサブジャンルを意識して作った音だったのですが、みんなに「治安が悪い*14」と言われてしまいました。ショック〜〜〜。

 

 

SAW - Nuclear winter

(from exp.29 KOGARASHI / 2017.11.30 /12月EP)

つい先日公開された12月EPに出した曲。

Drum & Bassというジャンルのサブジャンル、

うねるようなベースが特徴のNeuro Funkです。

冬の曲って静謐、切なさみたいなイメージがあるじゃないですか。

今の私にはどうやったってそんな曲書けないので、なんとか捻り出した曲に合う冬っぽいタイトルが『核の冬』。

実は最後に4つ打ちになってたりします。

 

 

こうして並べてみると我ながら壮観ですね。

制作秘話を整理したおかげで自分の成長がわかりやすくまとまったと思います。

 

これからも様々な挑戦をしていくつもりですのであたたかく見守ってくだされば、と思います。

これからもよろしくお願いします。

 

 

 

*1:ソフトシンセ。強い。

*2:シンセサイザー。様々な音色を作ることができる。多くの種類があり、それぞれ得意な音も色々。Synth1など、無料で配布されているものもある。

*3:ディー・エー・ダブリュー、またはダウと読む。(私は後者の読み方をするが。)DTMをするにあたって必要なソフト。このソフト上でプラグインや音声ファイルを弄って曲を作る。これも多くの種類が存在する。

*4:リーパー。DAWのひとつ。Window/MacOS両対応。

*5:Electric Dance Music。最近言葉だけでも耳にする機会が増えていると思うが、EDMもコンピューターで作られた音楽である。広義(電子音楽全般)と狭義(EDMの中のEDMというジャンル)で指すものが異なる言葉であるが、ここでは広義とする。

*6:音質が悪くなる。というかそれ以前にダサい。

*7:笑われている。

*8:低音域とか中音域とか高音域とかがバランスよく出ていないとスカスカに聴こえてしまう。

*9:Beat Per Minuteの頭文字をとったもの。1分間あたりの四分音符の数を表す、曲の速度の単位。

*10:等間隔に並んだ四分音符の位置にドラムが配置されるもの。

*11:本当に?

*12:月額1000円、2年弱のローンを組んで買ったSerum

*13:月例EPとは別にリリースされることがある。第1作目が収録されているBilliken EPも不定期EP。

*14:音色がきたない。